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【多くの人が損している】収益をしっかりあげるための、価格提示の技術

見積書の価格の見せ方について今まで考えたことはありますか?

見せ方を変えるだけで、
売上を伸ばし、さらに、
サービスにより価値を感じてもらえる方法があります。

今日はその方法をお伝えします。

一般的な価格の見せ方

コンビニでレシートをもらうと、
だいたいこのような表記になっていると思います。
セ○ン○レブン 渋○店

アイスコーヒー ¥150
サンドイッチ  ¥450
キット○ット  ¥200
合計      ¥800

このようにアイテムごとの個別の価格を出して、
最後に合計金額を提示するのが、
みんなが見慣れている一般的な価格の見せ方です。

アイテム列挙型の価格提示ですね。

クリエイティブのサービスでも
同じような見せ方をしている人が多いと思います。

例えば、会社のデザインパッケージを20万で売ろうとした場合、
会社デザインパッケージ

ロゴ  ¥100,000
名刺  ¥50,000
封筒  ¥50,000
合計  ¥200,000

こんな感じで見せますよね。

多くの人は、このように見積書を書いている事が多いですが、
実はこの見せ方はあまり良くないです。

納品物ベースで価格提示すると、利益が減りやすい

なぜ良くないかというと、

「封筒は自社でやるから、15万でお願いします」

と大幅に金額を削られる余地を残しているからです。

そもそも本来は、20万のパッケージで売りたい。
そのために、後付けで、それぞれの項目を用意し、金額を振り分ける。
20万が先にあって、逆算的に値付けをしているわけですね。

で、実際、ロゴデザインまでやっていれば、
デザインの方向性が見えているので、
封筒のデザインはそれほど時間かからずできてしまうでしょう。

でも、この価格の見せ方だと、
すぐできる部分にもかかわらず4分の1のお金をチャージできなくなってしまいます。

それでは、
どうすればいいか。

おすすめしたいのが、

「納品物ベース」ではなく、 「フェーズベース」で、
価格提示をする方法です。

「フェーズベース」で分ける

例えば、
同じ20万のパッケージを売りたいとして、
会社デザインパッケージ

フェーズ1:デザインコンセプト ¥100,000
フェーズ2:デザイン制作    ¥50,000
フェーズ3:印刷用データ作成  ¥50,000
合計  ¥200,000

このようにフェーズごとに金額を割り振って、
提示するということです。

このやり方ですと、
フェーズ1〜3まで全てが一連でセットになっているので、

フェーズ3は要らないから削ってください、
デザインコンセプトせずに、デザイン制作してください

ということが実質的にできず、
金額削られずに20万そのまま売上にできるようになります。

しかも、こちらの方が、
「こういうプロセスを踏んでデザインを制作するんだな」と、

プロセスと金額に透明性も出て、
クライアントの不信感を拭うことにも繋がります。

まとめ

納品物ベースでなく、
フェーズベースで
アイテムごとの価格を提示する

ぜひこの方法を試してみてください。

実際に僕も仕事の中で取り入れて成果が出ていますので、
おすすめです。

しっかり十分な収益を出して、
安定してクリエイティブビジネスを続けていってもらえると嬉しいです。

それでは。